國比呂少年怪異譚・第二夜

チリンチリリン!チリンチリン!

俺達が来た方とは反対、六角形地点の更に奧にうっすらと見えている柵の方から、物凄い勢いで鈴の音が鳴った。

流石に3人とも声を上げてビビり、一斉に顔を見合わせた。

「誰だ畜生!ふざけんなよ!」

Bはその方向へ走り出した。

「バカ、そっち行くな!」

「おいB!やばいって!」

慌てて後を追おうと身構えると、Bは突然立ち止まり、前方に懐中電灯を向けたまま動かなくなった。

「何だよ、フリかよ?」

俺とAがホッとして急いで近付いてくと、Bの体が小刻みに震え出した。

「お、おい、どうした……?」