國比呂少年怪異譚・第二夜

「おっ、ここだけ外れるぞ!中見れるぜ!」

Bが箱の一面を取り外し、俺とAもBの後ろから中を覗き込んだ。

箱の中には、四隅にペットボトルのような形の壺?が置かれてて、その中には何か液体が入ってた。

箱の中央に、先端が赤く塗られた5センチぐらいの楊枝みたいなのが、変な形で置かれてた。

『/\/\>』

こんな形で6本。

接する4ヶ所だけ赤く塗られてる。

「何だこれ?爪楊枝か?」

「おい、ペットボトルみてえなの中に何か入ってるぜ。気持ちわりいな」

「ここまで来てペットボトルと爪楊枝かよ。意味わかんねえ」

俺とAは、ぺットボトルみたいな壺を少し触ってみたぐらいだったが、Bは手に取って匂いを嗅いだりした。

元に戻すと、今度は楊枝を触ろうと手を伸ばす。

ところが、汗をかいていたのか指先に一瞬くっつき、そのせいで放す時に形がずれてしまった。

その瞬間。