國比呂少年怪異譚・第二夜

テレビは見てもいいと言われていたので点けたが、見ていても上の空で気も紛れない。

部屋に閉じ込められる時に、ばあちゃんがくれたおにぎりやお菓子も食べる気が全く起こらず、放置したまま布団に包まってひたすら震えていた。

そんな状態でもいつのまにか眠っていたようで、目が覚めた時には、何だか忘れたが深夜番組が映っていて、自分のスマホを見たら、午前1時すぎだった。

何だか嫌な時間に起きてしまったなと思っていると、窓ガラスをコツコツと叩く音が聞こえた…。

風のせいでそんな音がしているのか、誰かが本当に叩いているのかは判断がつかなかったが、必死に風のせいだ、と思い込もうとした。

落ち着こうとお茶を一口飲んだが、やっぱり怖くて、テレビの音を大きくして無理矢理テレビを見ていた。