國比呂少年怪異譚・第二夜

ここまで来たら、やるしかない。

不安そうな兄さんと空ろな目のBを残して、ケイちゃんと男は部屋を出た。

……考えてみれば、お祓いのイロハも知らない男とおかしな女を1つ部屋に入れたりして、とんでもない話。

何故かその時は、男の全く躊躇いのないテキパキした態度と、兄さんは何があっても無事、という考えが当然の事として頭の中にあった為、ケイちゃんは唯々諾々と従ってしまった。

ドアを閉めると、男がドアに背をつけて廊下に胡坐をかいて座った。

ケイちゃんが足早に廊下を戻って距離を置く。

少しして。