一つ、二つ怪談が終わる。 そのたびにろうそくが消され、どんどん教室が暗くなっていく。 あなたも怪談話を終え、自分のろうそくを消した。 残ったろうそくは一本。 空気が重い、闇に押しつぶされそうな気分。 最後の怪談話が始まる。 「あのね、この教室がどうして開かずの教室になったか知ってる?」 最後に残ったろうそくの向こうで口が動いているのが分かった。