あなたは闇に向かって聞く。 「どうしてマッチのある場所が分かったの?こんなにくらいのに、」 返事は………………ない。 かすかにフフフっという笑い声が聞こえるだけ。 「…………。」 あなたは震える手でマッチを擦る。三本のマッチを折り、四本目で火を付けることができた。 かすかな光だがなにも見えないよりはましだ。 「百物語が終わってもなにも起こらないし、そろそろ帰ろうよ」 あなたはわざと元気な声で言った。 するとかえってきたのは意外な言葉だった。