「ふぅ…」


あんまり、まだ油断は許さないな。


きっと目が覚めたら嫌がるだろうが入院だな、こりゃ。



「病棟104空いてるって」


宗大が気を利かせてPHSで看護師に連絡してくれたらしくベッドこと移動する。



「にしても、お前やっぱすごいわ」



俺に向かって微笑む宗大に俺は




「ありがとな、手伝ってくれて」



そう言い返した。