「冬馬!もってきたぞ!」


「挿管する、抑えてくれ。」


「了解。栞ちゃんごめんね〜」



意識がなくても声はかけるのが俺達のスタイル。


栞の頭をガチりと固定した宗大をみて挿管チューブを進める。



発作止めの薬を駆血帯で浮き上がらせたところへうち、点滴を追加すると容態は落ち着いた。