doctor×resident

「暴れすぎ、ほんと医者のくせに」


「ううっ、痛いっぐすん」



処置が終わると抑えていた先生達はゾロゾロと診察室を出ていく。



後片付けをして点滴の準備をする黒崎先生。


ははっと笑うと、私の頭をぐしゃっとなでた。


なんだか、イメージとかけ離れすぎててわけわかんないけど、クールな黒崎先生もこういい黒崎先生も好きだな。




「点滴するけど流石にもうみんな外来だから、俺ひとりでやるから暴れんなよ?」


「こわい…」


「そっか、じゃあ少し待つか」




交わす言葉は短いけどなんだ隣にいてあんしんする。


黒崎先生なら話してもいいかな。




「黒崎先生。」


「なんだ」


「私、昔からトラウマで注射4回も失敗されたことがあったんです」