本当に、あたしって幸せだな。 ほんの少しだけ、もう会えなくなると考えたら悲しく辛く感じた。 それでも、 死ぬことに対しては別に抵抗はない。 あたしは、千葉家にとったら疫病神でしかないのだから。 親戚中もあたしが死ぬことによって泣いて喜ぶ姿が目に見える。 お母さん、待っていてね。 あたし、これからそっちに行くからさ。