...ケッコン?.....血痕、、結婚?!

愁さんに今プロポーズされたの?こんなあたしにプロポーズしてくれたの?

どうして、あたし嫌われることしかしてないのに。

愁さんに迷惑しかかけてないのに。



「あたし、愁さんに迷惑しかかけてないしあたしと一緒にいても良いことなんてないよ?」


「何いってんの。俺は琴音と好きで一緒にいてるんだから嫌いになるはずないよ。それに一生嫌いになる自信もないしね。」


「だ、だって...っ!」


「確かに琴音は他の子と比べたら病弱なところもあるし情緒も不安定になりやすいよ。

でもね、俺はそんな所も全てひっくるめて琴音が愛おしいんだよ。」



そう言うとあたしをギュッと抱きしめてくれた。
いつも愁さんはあたしのことを安心させてくれる。

良いところがないあたしでも愛してくれてる。



「...あたし、愁さんと結婚してもいいの?」


「逆に断られたら俺 究極に恥ずかしいよ。」