何がやばいのかよく分からない。
確かにはじめの頃はビックリしたし怒ったし呆れたりした。
…最近は『もういいや』とか思いながら一緒に暮らしていたけど。
あの家は本当に色々と揃ってある。
あたし用の薬とかスチーム吸入器とか
うん、そんなところ。
「もう、慣れたかな…?」
「じゃなくてさ、立派な狼と暮らしてるってことでしょ?それも愁さん。」
「…うーん?ただの過保護だよ。」
最近の愁さんは本当に過保護だと思う。
「もしかしなくても両思いとか言うの?」
理於君が半信半疑な感じで聞いてきた。
「うそだろ」みたいな感じで。
「愁さんとは付き合ってるけど…、?」
「あの愁さんと??…そうか。」
何となく話が噛み合わない。
理於君が『あの』って言った理由がわからないけどきっと何かあったんだと思う。
「うん、?」
「俺、琴音ちゃんのこと結構好きだから諦めないけどいいよね?」
「…ん??」
空耳なのか、、、何か凄いことが聞こえたような気がする。
「だから、琴音ちゃんのこと好きだから。」

