「ウザかった、、って酷いよー。」
あの時の自分は何をやりたかったのか覚えていないけどクラスの注目の的になりたかったんだと思う。
家にいても1人だったし、寂しかったから。
だから、学校にいてる間だけは…、思いムードメーカー的な感じになってたんだと思う。
でも、はじめの頃なんて上辺だけの友達ばっかりで辛かった。
そんな時に、ななちゃんと出会った。
ウザがられてたけど、
それでも一緒にいてくれて『琴って本当にバカ。』って言ってくれた。
「ななちゃん、凪ちゃん…、後で話したいことあるんだけどいい?」
「…?いいよ。」
だから、あたしはもう逃げない。
お母さんのことについて幻滅されてもいい。
ななちゃんはどんなあたしも受け止めてくれたから、嘘はつきたくない。
キーンコーンカーンコーン
授業開始のチャイムが鳴り、一斉に席に座り出すクラスメイト達。
この姿を見るのも久しぶり。
「授業始めるぞ〜って、千葉がいてる。お前随分と久しぶりだな。」
世界史の原ちゃんの顔を見るのも久しぶり。
生徒指導部の先生で怒ると結構怖い。
が、何故か結構モテたりする。
「あはは、ご無沙汰しています。」

