ドクターと恋を始めました。【完】




薬を飲んだ後も少しだるかったけど
だいぶマシになった。


あたしって先生に迷惑かけてばかりだな。



自分に嫌気がさす。




「琴音?顔色まだ悪いけどしんどいの?
そうだったら早めに言えよ?」


「本当に大丈夫だよ。」




ハルさんのことが気になりますなんて言えない。あたしばかりが嫉妬しちゃって。




「あ、そういえば……、

琴音は高校に通いたい?
俺的には行ってほしくないんだけど。

琴音も高3だし卒業はしたいでしょ?」




そういえば、1ヵ月くらいもう高校に行ってないんだ。

緊張するなー。


勉強もかなり遅れてるし、
卒業まであと少しだから行きたい!




「行ってもいいの?」


「ま、当分は運動全般禁止と味の薄いお弁当を持参してもらうけど。」




味の薄いお弁当………。
でも、行きたい。


奈々ちゃんにも凪ちゃんにも会いたい。


また、一緒に笑いあいたい。


答えは決まっていた。




「あたし、高校にまた通いたい!」


「はぁー…、そう言うっておもってた。
高校には、俺から説明しとくから。」