『紫乃、紫音。こっちへ来なさい。』
慎おじさんに言われて連れていかれた先は物置。
『入りなさい。』
おじさんの顔は怖かった。
『え…なんで…きゃっ!』
ドンッと背中を押され物置の中へ倒れこむ。
ガシャンと鍵が閉められた。
『な、なに…?』
『お前たちの涙には治癒能力がある。間違いないよな?』
『う、うん…。』
能力の事はこの辺のみんなはとっくに知っていたから素直に頷いた。
『見せてくれよ…。』
『だ、ダメだよ…。無闇に使っちゃダメってお母さんが…っ!!』
そう言った瞬間慎おじさんに頬を叩かれた。
口の中に血の味が滲む。
『おねぇちゃん!!』
『ほら!見せろよ!!見せろ!!』
それから、私と紫音は慎おじさんに叩かれたり蹴られたりした。
慎おじさんに言われて連れていかれた先は物置。
『入りなさい。』
おじさんの顔は怖かった。
『え…なんで…きゃっ!』
ドンッと背中を押され物置の中へ倒れこむ。
ガシャンと鍵が閉められた。
『な、なに…?』
『お前たちの涙には治癒能力がある。間違いないよな?』
『う、うん…。』
能力の事はこの辺のみんなはとっくに知っていたから素直に頷いた。
『見せてくれよ…。』
『だ、ダメだよ…。無闇に使っちゃダメってお母さんが…っ!!』
そう言った瞬間慎おじさんに頬を叩かれた。
口の中に血の味が滲む。
『おねぇちゃん!!』
『ほら!見せろよ!!見せろ!!』
それから、私と紫音は慎おじさんに叩かれたり蹴られたりした。


