紫「山南さん…。」


山南「まずいですね…。土方くんたちが着くまで待っててくれるか…。」



今、伝令に出せる隊士はいない…。



もしかしたらゲガ人がいるかもしれない…。



だったら…!




紫「…あのっ!私、近藤さんたちに待つように伝えて来ます!」



山南「え!?紫乃くん!?」



そう言って走り出した。


山南さんが待てと言っているけど、ごめんなさい。今は行かせてください。



やっと見つけられたかもしれない。


この力を使いたいと思える人たちを…!