近「じゃあ山南さん、紫乃くん。屯所を頼んだよ。」



山南「はい。」



紫「みなさん、気をつけてください」



浅葱色の羽織をなびかせて近藤隊と土方隊はそれぞれの目的地へと向かった。



紫「みなさん大丈夫でしょうか…。」



不安で山南さんに問いかけた。



山南「大丈夫ですよ。みんなを信じて待ちましょう。」



ニッコリと山南さんは優しく微笑んだ。



腕を怪我した山南さんは屯所に残っている。


平助くんに聞いたけどもう刀を振ることはできないらしい。