土方さんの部屋に入るとそこには幹部のみんながもう集まっていた。


「平助、紫乃は?」



「今は寝てるよ。」



総司も紫乃の事が大分心配らしい。



「みんな、いいかな?」


近藤さんの声で空気が引き締まる。


「総司たちが枡屋の主人を捕縛してきた。


何か情報を持っているのは確かだ。


みんな、頼んだよ。」


その言葉にみんな力強く頷いた。


紫乃の頑張りを無駄にはできない。


必ず吐かせてやる。