「何があった?」
人気のない路地に入り山崎さんが聞いた。
「部屋に大量の武器、それから書簡が…。」
懐に隠しておいた書簡を見せた。
「お前…書簡を盗ってきたのか…!」
目を見開いている山崎さん。
「はい。枡屋は話に夢中になってたので。」
ニコニコと笑いながら言う紫乃に山崎は驚いた。
「そうか。怪しまれずに出てこれたか?」
「はいっ!お茶を買いに行くと言って出て来ました!」
紫乃が自信満々に言うと
「よくやったな。紫乃。」
山崎はポンッと紫乃の頭を撫でた。
「…え!?……山崎さん!?今…!」
「なんだ。早く屯所に戻るぞ。」
「はいっ!」
クスリと笑って山崎を追いかけた。
初めて名前で呼んでくれた!
それに耳が真っ赤。山崎さんって怖い人かと思ってたけど優しくて世話焼きでなんだかかわいい…!
そんなことを思いながら屯所に帰った。
人気のない路地に入り山崎さんが聞いた。
「部屋に大量の武器、それから書簡が…。」
懐に隠しておいた書簡を見せた。
「お前…書簡を盗ってきたのか…!」
目を見開いている山崎さん。
「はい。枡屋は話に夢中になってたので。」
ニコニコと笑いながら言う紫乃に山崎は驚いた。
「そうか。怪しまれずに出てこれたか?」
「はいっ!お茶を買いに行くと言って出て来ました!」
紫乃が自信満々に言うと
「よくやったな。紫乃。」
山崎はポンッと紫乃の頭を撫でた。
「…え!?……山崎さん!?今…!」
「なんだ。早く屯所に戻るぞ。」
「はいっ!」
クスリと笑って山崎を追いかけた。
初めて名前で呼んでくれた!
それに耳が真っ赤。山崎さんって怖い人かと思ってたけど優しくて世話焼きでなんだかかわいい…!
そんなことを思いながら屯所に帰った。


