「ど、どこで拾ってきたんだ…?」



平助と総司は彼女が倒れていた状況を説明した。



「なるほどな…。」



「怪しい奴も結局見つからなかったし、そのままにもできなかったんで連れてきました。」



そう言うと土方は頭を抱えて悩み始めた。




「わかった。とりあえず今日はここに置こう。後は明日だ。」




「土方さんの部屋に置いて大丈夫なんですかぁ?」




「俺の部屋じゃねぇよ!」





「ですよねー!土方さんの部屋なんて危なすぎますもんね!」





「総司ぃぃぃ!んなわけあるか!仕事だ仕事!!」




「もう!2人ともうるさい!今日は俺の部屋に寝かしとくから!」






そう言って平助は女を抱えたまま出て行った。