「ふっ!あははは!!」



2人の様子が面白くて声をあげて笑った



すると2人は勢いよく振り向いた




「「紫乃…」」



無言で私の元に歩いてくる。



え?私なんかした??



ポンッと総司が私の頭を撫でて隣に座った



ワシャワシャと平助くんが少し乱暴に頭を撫でて反対側の隣に座った。



「…?」



なぜ2人がけんかをやめたのか、頭を撫でたのかわからない私は首をかしげたままだった。



でも2人がすごく嬉しそうにお団子を食べ始めたからいいかな…



こんな日がずっと続きますように。



初夏の空




澄み切った浅葱色に願った