「「っ!!」」



その光景に2人は息を飲んだ。



男が数人と女が2人倒れていて



辺りは血まみれだった。




「なんだ…これ?」



「…あ!君たち、辺りに怪しい奴がいないか探してきて!」



我に返った総司が命令すると隊士たちは走って探しに行った。



「…!総司!この子、生きてる!!」



「え!?」



総司が駆け寄って女を見ると息をしているのが確認できた。




「急いで屯所に運ぼう!!」




「山崎くん、後は頼んだ!」




「御意。」



そう言うと闇の中から忍びが1人もやってくる。




それを確認して2人は屯所へ走った。