悲しくて悔しくて。



圭助は助けを求めてたのに。



近くにいたのに。



兄ちゃんって俺を呼んでたのに。




俺は何もできなかった。




それから俺は剣の道にのめり込んだ。



圭助の仇を討とうと思って。





けど、俺が手を下す前に男は別の浪士に殺された。



男を殺すために剣の腕を磨いてきたから男が死んで空っぽになった。