ごめん!許して、きょーちゃん…! そう心の中で思いながら、 私は一定の距離を置いてきょーちゃんの 姿を確認する。 完全にやってることストーカーだ…。 会社を出て直ぐ、動きがあった。 きょーちゃんは若い女性と合流したのだ。 くらくて顔は確認できない。 私の顔は一瞬で青くなる。 えっ…やだ。 明るい所へ出て来て女性の顔が見えた。 それは白石さんだった。