髪を乾かし終えるともう時刻は もう深夜2時。 「んじゃ、俺ソファで寝るから。」 今日は無理。 初めて葵がうちに泊まったというのに 手を出すなんて出来ない。 しかし… 「ダメだよ…ソファは寒いよ! きょーちゃんが風邪引いちゃう! 私がそっちで寝る!!」 「いや、そしたら葵も風邪引くから。」 「私の身体頑丈だから!」 「いやいや、俺のが頑丈だわ。」 「…それじゃ、一緒にベッドに寝よ?」 葵から飛び出したその言葉に 俺は固まった。