あの一件以来、私は少し きょーちゃんのことを意識している。 ほんのちょっとだけど…。 「んで、何作ってくれるの?」 きょーちゃんは着ていたTシャツを 脱ぎながら、そう言った。 な、なんだこの色気は… きょーちゃん脱ぐと結構ガッチリしている。 いつこんなに鍛えてるんだというほど、 身体は綺麗に仕上がっている。 私は恥ずかしいくなって下を向く。