そして楽しい時間もあっと言う間。 パレードやアトラクションを 楽しみ、その後近くの夜景が見えるレストランで食事をした。 初めてのデート。 残す所あとは帰るだけ。 車の中で私は1日を振り返る。 「きょーちゃん、ありがとね。 せっかくの休日を私に使ってくれて…」 「…なんだそれ。」 きょーちゃんはフッと微笑んだ。 「彼氏彼女なんだから、当然だろ?」 「…っうん…」 きょーちゃんの口からそんな言葉が 出てくるなんて思ってもいなかった。 なんだろう、この感情…。 嬉しくてつらい…。