「だってここ、夢の国だよ! 年齢なんて関係ないわ。」 私はきょーちゃんの背中を押して 無理矢理クマさんの元へ連れて行く。 「お前だけ撮れ。ほら、俺が撮ってやる。」 きょーちゃんはカメラを私に向ける。 「きょーちゃんも一緒に撮るに 決まってるでしょ?」 「……。本気かよ。」 きょーちゃんはそう言いつつも 一緒に写真を撮ってくれた。