「既に俺、帰りたいんだけど。」 「なんでよ!まだ1つもアトラクション 乗ってないでしょ。」 私はきょーちゃんの腕を強引に引っ張り アトラクションの列へ並んだ。 「お前、これ乗るつもりか?!」 きょーちゃんの顔は一瞬で青ざめた。 「そうだよ!だって1番人気のアトラクションだよ!来たら絶対乗るべきだよ。」 「マジかよ…。おい、葵!!! 向こうにクマがハチミツもってる乗り物ある じゃねーか!」 「いやよ。絶叫系がいい。」