「あ?へ!?ちょ!待て!それほんとか?」

「あぁ。寂しそうにしてたぜ?」
めっちゃ動揺してるな。

ま、でも自分の彼女が不安になってたら誰でもそうなるか。それを男の俺から知らされるなんてもっと嫌か。

「まじか。」

こんなしょぼくれてる優哉初めて見たな、

「あぁ。ここから先はお前次第だ」

「わかってる。サンキュ」

するとタイミング良く

「恭也ー!」「優哉くん!」

彼女らの俺らを呼ぶ声

その声のする方に近づき

「どした?」

「そろそろ観覧車の順番来るってー!」

「おう。わかった。」


観覧車に乗ったら聞かねーとな。

優哉たちが乗ったあと俺らもその次のゴンドラに乗った。