まさか紗綾に惚れたとか?
いやそれはないな!今さっきまで小西に微笑んでいたのに俺ら来たらすぐに無表情になったし

あーでもすげぇ気になる。
ダメだモヤモヤしてならねぇ

そんな俺の気持ちに気づいた優哉

「恭也。お前が思ってることは間違ってるから安心しろ。それに」

「それに?」

「んな気になるなら水川に聞いてみ?教えてくれんだろ」

チラっと紗綾を見た。
未だ小西と何やら話をしている様子

「ま、それもそうだな。あっそうだ優哉」

「何だ?」

「1つ言っといてやるよ。お前と紗綾が少し楽しそうに話してる時小西すげえ泣きそう顔して見てたぞ」

そう告げると目を見開いて固まった。