「き、恭也熱でもあるの?」
手を俺の額に当てようと手を伸ばした。

パシッ
伸ばしてくる手を掴んだ

「熱なんかねーよ」

「え?でも」

「普段言わねーけどいつも可愛いと思ってるからそんな不安になんなくても大丈夫だ」

ぎゅっ

掴んでいた手をぎゅっと握る。

「ほ、ほんと?こんなデブが‥か、可愛いの?」

デブって…

「だからデブじゃねーっていつも言ってんだろ?俺が可愛いって言ってんだ。文句あんのか?」

フルフルと首を降った

「文句ありません!恭也が可愛いって思ってくれてるだけでもう嬉しい!」ぎゅっ

俺の手をぎゅっと握り返した。

まぁ。それは嬉しいけど。
お前を可愛いって思ってるの俺だけじゃねーよ。

まぁ今はそれでいいか。