何十分かするとりんは泣き止み落ち着きを取り戻した。 【‥ありがとう、さや‥もう大丈夫】 「…良かったぁ。」 【…向こうに戻ったら、謝らなきゃ‥。】 「うん‥私も。」 【‥もう少ししたら戻ろうか‥?】 「うん、そうしよっ」 15分後 「‥そろそろ戻ろっかっ?」 【うん‥。】 戻ろうと立ち上がった瞬間 後ろからぎゅっと抱きしめられた。 …知ってる。この優しい温もり、 「‥.っっ!きょう、や?」 「…見つけた。」