「なになに紗綾ちゃん寝ちゃったの?」


隣りに居た智也が話しかけてきた


「あぁ。見んなよ?」



「何を?」



「寝顔」



「ぶっはははっ!はいはい笑わかってますよ独占欲の恭也くん♪」


「うざ」

こいつはたまにうざいくらいからかってきやがるからたまにイラっときてしまう、


「そんな言葉遣いすると紗綾ちゃんに嫌われちゃうぞ?」


「それは平気だ。紗綾の前でこんな言葉使いした事ねーから」


「あっ!確かにそうだったな。ふははっ。お前ほんとに変わったなー」

変わったな、かそれもそうだ。
俺は女が嫌いだったんだもんな、
それがこんなにも
こんなにも馬鹿みたいに惚れて
紗綾以上に好きになるやつなんて絶対いねーな