顔を俯かせて口を開いた


「恭也がかっこいいって言ったの///」




え?まさかの無言?
せっかく言ったのに無言?


「き、恭也?」


恐る恐る顔を上げた

すると、



「お前も可愛いよ」


「…な?なな///!?なにいっ」


「だから。可愛いって言った。悪い?」



か、可愛いって言った?恭也が。
今まであまりそんなこと言われたことなかったなのに素直に嬉しい!



「わ///悪くないです」


「ん」よしよし

頭撫では卑怯よ恭也くん


「///」


赤面した私を愛おしそうに見ていた恭也


すると後方から智也くんが


「おーい!恭也!紗綾ちゃん!そろそろ電車の時間になるから行こうぜー?」


「あっ!はーい!今行きます!」