「何だその顔は?お前まさか俺がほんとに殴ると思ったのか?」
「え、?いや、だって、」
「確かにお前が置いていかなければ今回紗綾はこんなことにならなかった。だが、俺も人のこと言えねーからな、俺ももしお前と同じ立場だったら間違いなく紗綾の元にすぐに駆けつけたと思う。」
(…っ)
「お前がとった行動は正しかったかどうかはわからないが。大事な彼女の悲鳴が聞こえてすぐに掛けつけるのは彼氏として当たり前の行動だ。それを責めること俺はしねーよ。」
(…平山)
「まぁ。これ以上自分を責めるな。この通り紗綾は少し怪我をしたが命は無事だ。生きてるだけで俺は十分だ。後は‥.紗綾からはなにかいうことはあるか?」
「あっじゃあ1つだけ!吉田くん私もう何も気にしてないからね❢怪我もこれくらいですんだし!これからも彼女とお幸せにね!」
「…っ平山。。水川さん。。ありがとう。ホントにありがとう!」