恭也に言われクラスの人たちを見ると、明らかに昨日とは席が変わっていた。

「ほんとだ!でもほんとに大丈夫かな?」


「大丈夫だろ。それとも俺の隣は嫌?」

何その顔。。ずるい!
捨てられた子犬のような顔をしている恭也
これに弱いの知ってるくせにやってくる。

「い、イヤじゃない。嬉しい。」  


「ん。素直でよろしい。」   

だからそういう顔ずるいってば!
ただでさえ顔が整いすぎて怖いくらいなのに、笑ったらもう死んじゃうくらいかっこよくてずるい。

ほんとにこんな人が私の彼氏?って今でも疑っちゃうほど。

ほんと私にはもったいない。
あっでも渡さないよ?恭也は私のだもんね!