いきなり星也くんが私の手をとり、言った。 「俺…心春と2人で乗りたいんだけど…いいか?」 すると、みんな… 「仕方ねぇな!ちゃんと言うって約束しろよ!」 「そーよ!私の可愛い可愛い心春と2人きりになるんだから、あとでイチゴオレとイチゴパフェ奢りなさいね!」 「あー、わかった。…心春、乗ろう?」 と私の目を見てはっきり告げた。 「うん」 そう言うと、優しい目をして観覧車の入り口へと向かった