《2時間後》
重々しいドアが開いた…どうやら、終わったみたい…そして、お医者さんが出てきた。
「間宮星也くんの保護者の方ですか?」
「いえ…間宮星也は、私の養子です。だから、僕が関係者です。」
「え…」
「それで、星也の容体は?」
「…一命は取り留めました。ただ…新たな病気が見つかりました」
「病気ですか…?」
まさか…
「…癌です…それと、筋肉の衰えが見られます。おそらく、病気によるものかと思います。このままだと心臓の筋肉も衰えて…しかし、ここまで進行がひどいと手の施しようが…」
「そんな…!」
「先生…星也は…あと…どのくらい生きられるんでしょうか…?」
