「星也くん!!!!」 私は、星也くんの元へと走った。このままじっとするなんて出来ない…!そばにいたい… 『すぐに救急車を呼ぶんだ!』 『は、はい!!』 「星也くん!星也くん!!」 「心春ちゃん!落ち着いて!!」 クラブのメンバーの1人が私を支えてくれている。でも…星也くんは、こうしている間にもずっと胸を押さえて苦しそうにしている。呼吸も安定してない。 「星也くん!!」