「ぜってぇそんなことしねぇからな!」
それだけ伝えて電話を切った。
はぁ……何考えてんだよ。
「ねぇ……なんだって?」
あ、こいつに説明しなきゃならねぇのか。
「子作りさせようと、
一つしかおいてないらしいわ」
こいつのことだ、絶対嫌がるだろうな。
俺も嫌だけど。
案の定安城茉鈴は、驚いてる顔をしたあとすぐに怒った顔になった。
「はぁぁぁ?なんであんたなんかと!!
絶対嫌だから!!!
私は布団買うからあのベット、あんた使っていいよ」
それだけ言って自分の部屋へ行ってしまった。
やっぱりそうなるよな。