━━━━━━グラッ……



立ち上がった途端、頭がガンガンしておまけに一気にめまいが押し寄せてきて、目の前がグラグラして


自分の身体を上手く支えきれない……


やばい…倒れそう……



「瀬崎!!」


一瞬…朔の声が聞こえて
身体が誰かに支えられてるのがわかる


きっと倒れかけてるわたしを朔が支えてくれてるんだ…



意識も朦朧としてきて
目を閉じればこのまま意識が飛んでしまいそう



「おい、瀬崎!!」


朔の必死そうな声が聞こえてくるけど
反応ができない…



「先生!俺こいつ保健室に……」


朔が保健室に連れて行ってくれるんだ…そっか…それなら安心して…