「……あのさ、なんでそんな睨みつけてくるの?」
放課後、帰り道にて日向くんをジーっとガン見
「これは睨んでるのではなく観察してるのであります。」
「……今日の雫よくわかんない。」
日向くんが欲しそうなもの…欲しそうなもの…
身につけてるものからヒントを得ようとしたけどわからんわからん
そんなわたしを置いてスタスタ歩いて行ってしまった日向くん
「あわわっ、待って…うぷっ!」
追いかけようとしたらまさかの日向くんストップで背中に顔をぶつけた
どうやら何か目に止まったみたい
「……もーすぐクリスマス。」
「んえ?」
貼られているポスターを見ながらそう言った

