日向くんを本気にさせるには。




「はぁ…なんか疲れちゃったなぁ。」


食器を洗い終わってグダーッとソファーに力なく座る


時計の時刻は9時を回っていた


不思議な感じだなぁ。こんな時間まで日向くんと一緒にいれるなんて


今日はバイバイしなくてよくて
明日まで日向くんとずーっと一緒


「えへへっ、嬉しいなぁ。」


「……なにが?」


「えへへっ、だからぁ日向くんと…」


「……僕と?」


って、ちょっと待った
わたし誰と喋ってるんだ?


そこにはいつもよりラフな格好で
髪が濡れたまま、タオルで拭きながら
わたしをジーっと見てる



「ひゅ、日向くん!?」


えっ、この人お風呂出るの早くない?
ってか何気にわたしの独り言に入ってきてるし


「……そんな驚く?」


「お、驚くよ!もうお風呂出てきたの?」


「……うん。」


そのままわたしが座る隣にストンっと腰を下ろした