日向くんを本気にさせるには。




「うぅ…あ、あんまり見ないで…っ!」


「……やっぱ可愛い。」


なんて言いながらギュッてしてくれる日向くん


「……誰にも見せたくない。」


「日向くんしか見てないよ?」


だいじょーぶ。この部屋には日向くんとわたし以外いないから


いたとしたらドロボーだよ?


「……あたりまえ。可愛い雫見ていいのは僕だけなの。」


もう…こんなこと言って
この人はわたしをどれだけドキドキさせれば済むの?



「ほ、ほら!は、早く料理しないと晩ご飯遅れちゃうよ?」


「……遅れてもいいからギュッてしてたい。」


あ、甘い…っ!甘すぎるんだって!
しかも日向くんのギュッて言い方は反則級にキュンッてする


「ま、また後で!とりあえず今は晩ご飯作らせて欲しいな。」


「……わかった。」


離れたと思ったらちょっとだけ拗ねた表情してた

子供みたいで可愛いなぁ

なんちゃって