わたしと日向くんが一緒にいるところ見てなに言われるのか少し怖い…
だから視線をそらして下を向いた時
「あれぇ?雫ちゃんに月夜だぁ。」
思わぬリアクションに拍子抜けした
もっと、なんかこう修羅場バンバン
重い空気どよーん…みたいなの想像してたんだけど
「ふふっ、雫ちゃんってばそんなに驚いた顔しなくてもいいじゃん。」
「え…いや、なんでわたし海ちゃんとこんな風に自然に話せてるのかなぁみたいな。」
「そっかぁ。そうだよね、わたしたちなーんか変な感じで終わっちゃったもんね。」
そりゃね…あなたには
さぞ苦しめられましたよ、はい
「まあ、でも月夜がちゃんと学校に来るようになってるってことはふたりはいい感じってことかぁ。ざーんねん。」
えっとぉ…なんか海ちゃんあっさりしすぎじゃ

