「ね、ねぇ…日向くん。」


「……なに？」



「ほ、ほんとにこのまま登校していくの？」


無事に日向くんの彼女になりまして
数日後のこと


今日はなんと朝から日向くんが家まで迎えに来てくれて一緒に登校できるというハッピーな日


なんだけど！！



「……雫がカレカノっぽいことしたいって言うからじゃん。」


「そ、それはそうだけど…！い、いきなり手繋いで学校に行くのはどーかと！」


「……なに、僕じゃ不服ってわけ？」



「いやいや！そんなことないんだけどね…なんと言いますか、皆さんの視線がすでに痛いんですが…！」


すれ違う人みーーーんなこっち見てるんだけど！


いや、てかね多分みんな日向くんのイケメンさに惚れ惚れしてるんだよきっと


だから隣にいるアイツ何？みたいなね！