「……なーんてね」


「……んぅ…っ」


フッと笑みを浮かべたあと
チュッて軽くキスを落とした



「ふ、不意打ち…っ」


「……今はこれが限界。」



どうやら日向くんにも限界というものがあるらしい



「日向くんの限界ってどれくらい？」


「……雫の可愛さの破壊力による。」



「うーん、難しいよぉ…」


「……だろうね。」



もうキスはたくさんしてもらったから



「じゃあ、ギュッてしたいなぁ。」


って言いながらもすでに日向くんに抱きついちゃった



「ッ…バカ…。さっきまであんだけ恥ずかしがってたのにどーなってんの？」


「もう、忘れちゃった。」


とにかく今は日向くんを近くで感じていたいって思ったら


そんなの忘れちゃった



「……ほんとこの可愛さには勝てない。」


わたしは日向くんの甘さの虜です