日向くんを本気にさせるには。




「…知りたい。」


「バカッ…ドキドキしないわけないじゃん…っ!」



「……98点。」

「は…い?」


「……最初のバカがなかったら100点。」


「な、なにそれ…!」


勝手に採点するなだし…!



「…けど可愛いから今回はおまけで120点あげる。」


「そ、それは喜んでいいのかな。」


「…そーだね。」



ほんと日向くんといると調子狂っちゃうよ…


「……さてと、ふざけた話はここまでにして…こっちおいで雫。」


日向くんに言われるがまま
さらに日向くんとの距離が近づく



「……そこ座って。」

「うん。」


日向くんがいるベッドの横にそっと腰掛けた