日向くんを本気にさせるには。




━━━━━バタンッ…



「はぁぁ…緊張した…。」


久しぶりの日向くんに少しだけ緊張した


バスルームに足を踏み入れると
まぶしすぎるくらいの輝き


さすが高層マンションのバスルーム


浴槽もめちゃめちゃ広いし
バスルームの広さも家の何倍だよって



日向くんって、もしかして、もしかしなくても


「絶対お金持ちじゃん…。」


なんてことを考えながらシャワーをキュッと出して温かいお湯に触れた


***



数十分して温まったところで出ると
さっき渡してもらったスウェットの上に置かれていたバスタオル


日向くんが置いてくれたのかなぁ


ふわっと顔にタオルを近づけると


「いい匂い…。」


優しくてわたしの大好きな日向くんの匂いに包まれて幸せ…

なんちゃって